ブログ
カンボジアの気温や天気は?月別・地域別の平均気温を現地解説!
2025年8月5日

カンボジアは東南アジアに位置しており、比較的温かい国として知られています。初めてカンボジアを訪れる人は、「どんな服装が適しているのか」「時期によって気温や天気に違いがあるのか」など気になる人も多いでしょう。
本記事では、現地に精通した「リアグローバル」のスタッフが、カンボジアの気候の特徴や月別・地域別の平均気温について紹介します。旅行やビジネスでの滞在を快適にするために、ぜひ参考にしてください。
カンボジアの気温
まずは、カンボジアの気温について、日本との違いや月別・地域別の違いを紹介します。
カンボジアの年間平均気温
カンボジアの年間平均気温は約28℃です。カンボジアには乾季と雨季がありますが、気温はほとんど変わりません。カンボジアは、一年を通じて暑い国として知られています。
カンボジアの月別平均気温
カンボジアの月別の平均気温は以下の通りです。
カンボジア | 東京 | |
1月 | 26℃ | 10℃ |
2月 | 27℃ | 10℃ |
3月 | 28℃ | 14℃ |
4月 | 29℃ | 18℃ |
5月 | 28℃ | 23℃ |
6月 | 28℃ | 26℃ |
7月 | 28℃ | 30℃ |
8月 | 28℃ | 31℃ |
9月 | 27℃ | 27℃ |
10月 | 27℃ | 21℃ |
11月 | 26℃ | 17℃ |
12月 | 25℃ | 12℃ |
4月がもっとも暑く、12月がもっとも涼しくなりますが、3~4℃くらいの変化でほとんど変わりません。一年を通して日本の初夏または秋のはじまりくらいと同じ気温です。暑いイメージのあるカンボジアですが、日本の真夏よりかは気温が低く、快適に過ごせます。
カンボジアの地域別気温の違い
カンボジアは全体的に高温多湿の熱帯気候ですが、地域によって若干の気温差があります。ここでは、首都プノンペンと、世界遺産アンコールワットがある観光地シェムリアップの気温の特徴を比較してご紹介します。
プノンペン
カンボジアの首都プノンペンは、カンボジアのほぼ中心に位置しています。プノンペンとシェムリアップの気温はほぼ同じですが、プノンペンのほうがやや降水量が多い傾向にあります。特に、9月~10月は降水量が多い雨季になるので激しいスコールに注意が必要です。
市内は交通量が多く、舗装されていない道も一部あるため、雨天時は移動が不便になることもあります。また、湿度が高いため、こまめな水分補給と暑さ対策も忘れずに行いましょう。
シェムリアップ
シェムリアップは、世界遺産のアンコールワットがあり、観光客に人気の都市です。シェムリアップとプノンペンの気温はほぼ同じですが、シェムリアップのほうがやや降水量が少ない傾向にあります。
シェムリアップ観光のベストシーズンは、11月から2月と言われており、降水量も少なく、気温も比較的涼しいので過ごしやすいです。朝晩は気温が下がり肌寒く感じることもあるため、軽めの上着を用意しておくと安心です。
カンボジアの気候と季節
カンボジアの気候は、熱帯のモンスーン気候に属しています。モンスーン気候は、東南アジア特有の気候で、季節風に大きく影響する特徴があります。そのため、降水量が非常に多い雨季と雨がほとんど降らない乾季にわかれます。カンボジアには日本のような四季はありません。
雨季と乾季では街の雰囲気や観光のしやすさも異なるため、訪問時期を選ぶ際にはそれぞれの特徴を把握しておくことが大切です。
カンボジアの雨季
カンボジアの雨季は、6月~10月です。一日中雨が降るということは少なく、一時的に激しい雨が降る「スコール」が一般的です。1~2時間程で落ち着くので、現地の人はスコール時は雨宿りをして過ごしています。
月別の降水量は以下の通りで、9月と10月が特に降水量が多くなります。
カンボジアの降水量 | |
6月 | 155mm |
7月 | 171mm |
8月 | 160mm |
9月 | 224mm |
10月 | 257mm |
雨季はデメリットばかりと考える人も多いかもしれませんが、緑が豊かになり、川や滝の水量が増して迫力が出たりと自然を感じたい人にはおすすめの季節になります。
カンボジアの乾季
カンボジアの乾季は、11月~5月です。乾季は雨が降らないので外出しやすいだけでなく、湿度も下がるので、カラッとして過ごしやすくなります。
月別の降水量は以下の通りです。11月と5月は乾季と雨季の境目になるので、折りたたみ傘などを用意しておけると安心です。
カンボジアの降水量 | |
11月 | 127mm |
12月 | 45mm |
1月 | 7mm |
2月 | 10mm |
3月 | 40mm |
4月 | 77mm |
5月 | 134mm |
カンボジアの乾季は、観光目的でカンボジアを訪れる人にとってはおすすめの季節です。一方で、人混みを避けたいという人にはあまりおすすめしません。
カンボジアの天気予報
すでにカンボジアへの旅行や滞在が決まっている人は、カンボジア気象庁の天気予報を確認しておきましょう。カンボジア気象庁のホームページでは、直近3日間の天気や気温の予報を確認できます。
参考:Ministry of Water Resources and Meteorology (MOWRAM)
よくある質問
カンボジア旅行のベストシーズンはいつ?
カンボジア旅行のベストシーズンは、11月から2月の乾季です。ほとんど雨が降らない時期なので、雨によって旅程が変更になってしまうリスクは少なくなります。気温は雨季と乾季でほとんど変わりませんが、湿度が低いのでカラッとして過ごしやすく感じるでしょう。日本から旅行で行く場合は、寒暖差に注意が必要です。
カンボジア渡航の避けるべき時期はいつ?
カンボジア渡航で避けるべき時期は、4月中旬です。この時期は、カンボジアの旧正月(クメール正月)にあたるため、多くの店舗やレストランが休業になります。交通機関も渋滞することが多いので注意が必要です。
また、カンボジアには乾季と雨季があるので、雨を避けたい人は雨季である6月~10月を避けて渡航しましょう。
カンボジアでおすすめの服装は?
男性は、Tシャツにハーフパンツ、女性はワンピースにUVカットカーディガンがおすすめです。日差し対策のために帽子やサングラスもあると良いでしょう。靴は、通気性の良いサンダルや動きやすいスニーカーがおすすめです。日本の夏のようなスタイルを意識すると良いでしょう。
また、冷房の効き過ぎや日焼け対策に、長袖のシャツが1枚あると便利ですよ。
カンボジア進出支援ならリアグローバル
近年、人件費の安さや高い経済成長率からカンボジアに進出する日本企業が増えています。一方で、他の東南アジアの国々と比べると進出している日系企業はまだ少ないため、市場調査や会社設立のための情報収集に苦戦してしまう企業も少なくありません。
カンボジア進出を検討している企業は、カンボジア進出支援の「リアグローバル」がおすすめです。リアグローバルの強みを3つ紹介します。
現地との強力なネットワーク
リアグローバルは、カンボジア現地に拠点を置き、日本企業の法人設立や事業進出サポートをする会社です。
官公庁・現地企業・弁護士・会計士など現地での強力なネットワークを活かした、カンボジア進出支援を行っています。カンボジアの制度は変化が早く、個人で調べても正確性に不安があります。リアグローバルは現地政府機関や専門家との直のつながりを活かして、常に最新情報を元に最短ルートで法人設立を支援できます。
人材紹介・現地採用支援もワンストップで対応
リアグローバルでは、市場調査や会社設立手続きといった進出するまでの支援にとどまらず、進出後の支援も提供しています。
例えば、ボトルネックになりやすい人材確保のための採用活動代行や月次会計・税務申告等の経理まわりのサポートまでワンストップで対応します。
スモールスタートではじめたい企業向けにシェアオフィスを提供していたりと、ニーズに合わせた幅広い進出支援が魅力です。
現地スタッフ+日本人窓口による安心できる体制
日本人スタッフ対応で、日本語でコミュニケーションが取れる点もリアグローバルの魅力です。現地だけ、日本だけ、の片手落ちではなく、両国間にまたがるリアルなサポート体制が整っています。
英語や現地語が話せる場合でも、現地の文化や風習を深く理解できていないと、ニュアンスが伝わりきらないことがあります。リアグローバルは、「通訳ではなく、間に立って意図を調整してくれる存在」として、日本企業の海外進出を支援します。
カンボジア進出を検討している企業はもちろん、どの国に進出するか決めきれていない場合も、まずはお気軽に無料相談にお申し込みください。過去の事例や最新の動向を元にニーズに沿った支援プランをご提案させていただきます。
まとめ
今回は、カンボジアの気候の特徴や月別・地域別の平均気温について紹介しました。気温は、時期や場所による違いが少ないものの、雨季と乾季の違いには注意が必要です。
カンボジア進出を検討している企業は、物流に影響する可能性もあるので、乾季のカンボジアだけでなく、雨季のカンボジアも確認しておけると安心です。
現地の情報を詳しく知りたい方やカンボジア進出を検討されている方は、リアグローバルの無料相談に問い合わせてみるのがおすすめです。「カンボジア進出で何から始めたらいいかわからない」「そもそもカンボジアに進出するかどうかで悩んでいる」など様々な疑問に対し、可能な限り対応させて頂きます。ぜひお気軽にご相談ください。