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カンボジア移住のメリット・デメリットとは?長期滞在に必要なビザや生活環境も解説!

2025年12月14日

海外移住

東南アジアの中でも、近年とくに日本人から注目を集めているカンボジア。物価の安さやビジネスチャンスの豊富さを理由に、移住や長期滞在を検討する人が増えています。一方で、文化や生活環境の違い、滞在に必要なビザなど、事前に知っておきたいポイントも多くあります。

本記事では、カンボジア進出支援会社「リアグローバル」の現地スタッフがカンボジア移住のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。すでに移住を検討している人はもちろん、「まずは基礎知識を知りたい」という段階の方にも役立つ内容になっていますのでぜひ参考にしてください。

カンボジア移住のメリット

カンボジアは、物価の安さやビジネス環境の良さなど、日本とはまったく異なる魅力を持つ国です。実際に、移住者の多くが「想像以上に暮らしやすい」と感じるポイントがいくつもあります。

ここでは、カンボジアで生活する上で感じられる主なメリットを、4つ紹介します。

住むためのビザを取得しやすい

カンボジアは比較的ビザの取得条件が緩い国として知られています。現地に滞在するために欠かせないビザですが、国によっては厳しい審査が設けられていたり、ビザ取得のために高額な費用がかかることも珍しくありません。

一方で、カンボジアの場合は、ビザの種類にもよりますが、年間600USD程度で取得でき、収入や学歴による審査もありません。

カンボジアのビザについて詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

【2025年最新】カンボジアビザの種類や申請方法は?入国に必要な手続きを解説!

気候が安定していて暮らしやすい

カンボジアはモンスーン気候に属しており、気温は一年を通して30℃前後です。日本のように四季はなく、雨季と乾季があります。特に乾季はカラッとして過ごしやすく、湿度も比較的低いため、外出しやすいのが特徴です。

日本の寒い冬が耐えられないという人はカンボジアへの移住がおすすめです。また、地震などの自然災害のリスクも比較的低い国なので安心して過ごせるでしょう。

カンボジアの気候について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

カンボジアの気温や天気は?月別・地域別の平均気温を現地解説!

物価が安く生活費を抑えられる

カンボジアの物価は、日本と比べると全体的に安いです。そのため、生活のためのコストを安く抑えられます。

例えば、現地のレストランでの食事は約150〜450円程度で、屋台のコーヒーは70〜150円前後で楽しめます。家賃は、プノンペン中心部のワンルームで、ローカル向けなら月3〜6万円程度から、外国人向けなら月6〜9万円程度が相場です。

生活水準によって個人差はありますが、月10万円程度で生活を送ることも十分に可能です。

カンボジアの物価について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

カンボジアの通貨リエルとは?お金の種類や最新の物価情報を現地解説!

カンボジア料理が美味しい

カンボジア料理は、タイ料理やベトナム料理と比べるとあまり知られていませんが、美味しい料理がたくさんあります。カンボジア人の主食は米で、辛さも控えめなため、日本人でも食べやすいと感じることが多いでしょう。

代表的な家庭料理である「アモック」や、米粉麺を使った「クイティウ」は、現地でも日本人に人気の定番メニューです。

また、首都のプノンペンや観光地のシェムリアップには日本食レストランも多く、日本食が恋しくなったときでも困りません。

現地で人気のカンボジア料理を知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

カンボジアで有名な食べ物は?美味しいクメール料理ランキングを現地人が解説!

カンボジア移住のデメリット

カンボジアには物価の安さや暮らしやすい気候など、多くの魅力がある一方で、生活してみて初めて気づく不便さや注意点も存在します。特に、医療水準や治安、文化や生活習慣の違いなど、日本とは異なる部分も少なくありません。

移住後にギャップを感じないためにも、知っておきたいカンボジア移住のデメリットを4つ紹介します。

医療体制が不十分であること

カンボジアの医療体制は日本と比べるとまだ発展途上で、病院によって設備や医師のレベルに大きな差があります。軽い病気やケガであれば現地のクリニックで対応できますが、精密検査や手術が必要な場合は、タイ・ベトナム・シンガポールなど周辺国へ渡航して治療を受けるケースが一般的です。

首都プノンペンやシェムリアップであれば、日本人通訳が常駐している病院もありますが、地方都市の病院では英語が通じない可能性も考えられます。そのため、カンボジアに長期滞在する場合は、海外医療保険の加入や、信頼できる国際病院を事前に把握しておくことが重要です。健康面の備えは、日本以上に慎重に考えておく必要があるでしょう。

教育機関の選択肢が限られる

カンボジアでは、日本のように教育機関の選択肢が豊富ではありません。都市部のプノンペンやシェムリアップにはインターナショナルスクールが増えてきているものの、学費は高額で、質にもばらつきがあります。一方、ローカルの学校は教育水準が十分とはいえず、授業言語もクメール語が中心のため、日本人家庭にはハードルが高いのが現状です。

特に子どもの年齢が上がるほど、学習環境や進学先の選択肢が限られやすくなります。そのため、家族で移住する場合は、どの学校に通わせるのか、将来どこの国で進学・就職するのかといった長期的な教育プランをあらかじめ考えておくことが重要です。

日本と比べると治安が悪い

実際にカンボジアで生活をしていて危険に感じる場面はありませんが、日本と比べると犯罪率は高めです。特に都市部では、スリやひったくり、夜間の路上での軽犯罪に注意が必要です。また、地方に行くほど警察や治安インフラが十分でない場合もあり、トラブルに巻き込まれた際に迅速な対応が受けられないことがあります。

そのため、移住者は夜間の外出を控える、現金や貴重品を分散して持つ、信頼できる交通手段を使うなど、基本的な安全対策を徹底することが大切です。日本の感覚のまま行動すると危険な状況に陥る可能性があるため、事前の情報収集と自己防衛意識が欠かせません。

カンボジアの治安について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

カンボジアの治安は安全?最新の危険レベルや現在の状況を現地解説!

日本への直行便がないこと

これまでカンボジア移住のデメリットのひとつとして、日本への直行便がない点が挙げられてきました。しかし、2025年10月に成田からプノンペンへの経由便が就航したことで、この課題は解消されました。

以前は乗り継ぎ便しかなかったため、フライト時間は10時間以上かかっていましたが、経由便の就航により乗り継ぎなしでスムーズに移動できるようになりました。これにより、日本とカンボジア間の行き来をしやすくなり、今後はさらに多くの移住者が増えることが予想されます。

参考:成田空港 10月26日より、エア・カンボジアが成田=福州=プノンペン線を新規就航!

カンボジア長期滞在に必要なビザの種類と条件

日本 パスポート

カンボジアに長期滞在するためには、滞在目的や期間に応じた適切なビザの取得が不可欠です。観光目的での短期滞在と、仕事や生活を伴う長期滞在では、必要なビザの種類や取得条件が大きく異なります。

カンボジア滞在に必要なビザの種類と条件をわかりやすく解説します。

ビジネスビザ(就労ビザ)

ビジネスビザは、カンボジア国内で外国人が就労するために必要なビザです。カンボジアで働く駐在員や現地雇用、個人事業主などはビジネスビザを利用するのが基本です。

最初に申請する際の有効期間は30日間ですが、申請により1年間の延長が可能です。申請費用は初回が35ドルで、1年間の延長は年間300ドルになります。

ビジネスビザの取得手続きは少し複雑なので、専門業者に依頼するのが確実です。

求職者ビザ

求職者ビザは、カンボジア国内で就職活動を行う外国人のためのビザです。あくまで、就職活動を行うためのビザなので、最大6ヶ月間までしか延長できない点には注意しましょう。

求職者ビザの手続きや費用は基本的にビジネスビザと同じです。初回の申請では、ビジネスビザを取得し、カンボジア入国後に求職者ビザへの切り替えを行います。

投資ビザ(ゴールデンビザ)

投資ビザは、2022年7月に開始した新しい制度で、「CM2H(カンボジアマイセカンドホーム)」とも呼ばれるビザです。カンボジアへの投資を条件に「長期滞在 + 就労 + 将来的な国籍取得の可能性」を提供するのがこの制度の特徴です。

このビザを取得するには、「カンボジアに10万ドル以上の投資資金を有している」「政府が承認した不動産を所有していること」などの条件を満たす必要があります。

投資ビザを持つことで、10年間の長期滞在はもちろん、ビザ取得から5年後には、カンボジア国籍の取得申請も可能とされているため、資産を活用してカンボジアに根付いたビジネスを考えている方には適していますが、新しいビザ制度で将来の法改正等で変わる余地も残されているため、取得は慎重に検討する必要があります。

退職者ビザ(リタイアメントビザ)

退職者ビザ(リタイアメントビザ)は、一定の年齢に達した人が長期滞在を目的として取得できるビザです。55歳以上が目安となっており、安定した収入や預金残高の証明が条件となります。

また、退職者ビザではカンボジア国内で働くことはできないので、年金や貯金などで暮らしていくことになります。取得方法は求職者ビザと同じく、まずはビジネスビザを取得し、カンボジア入国後に切り替える形が一般的です。

カンボジア移住の手順

カンボジアへの移住を成功させるためには、事前の準備とステップをしっかり押さえておくことが重要です。

ここでは、カンボジア移住をスムーズに進めるための手順を、初心者でも分かりやすく順を追って解説します。

入国ビザを申請する

カンボジアへ移住するためには、まずは入国ビザが必要です。種類はビジネスを選びます。ビザ取得に向けて、必要書類を準備しましょう。日本国内では、カンボジア大使館・領事館にて手続きが可能です。自分での手続きが不安な人は専門業者に依頼するのが確実です。

ビザ取得までに時間がかかるケースもあるので、スケジュールには余裕をもって進めましょう。

カンボジアへ入国する

カンボジアの入国ビザが取得できたら、カンボジアに入国します。新型コロナウイルスの影響で、一時期は入国制限がありましたが、2025年現在は問題なく入国できます。

入国ビザの有効期間は30日間のみなので、長期滞在を希望する人は到着したら早めに滞在ビザの申請を行いましょう。申請手続きは現地の入国管理局(イミグレーション)にて申請できます。滞在ビザは1年ごとに更新する必要がありますが、再更新は可能なので、延長し続けることで実質的に長期滞在が可能です。

賃貸契約または物件購入をする

カンボジアに長期滞在する場合は、事前に住むところを探しておきましょう。不動産会社とのやりとりが不安な人は日系の不動産会社を利用するのがおすすめです。

カンボジアの賃貸は家具付き物件も多く、すぐに生活を始められます。永住や資産運用を考える場合は、不動産購入も選択肢のひとつですが、権利関係は専門家に確認しましょう。

カンボジアのおすすめ売買・賃貸物件が知りたい人はこちら

カンボジア移住に関するよくある質問

カンボジア移住に向いている人は?

カンボジアへの移住は、物価の安さや温暖な気候を活かして暮らしたい人、海外での仕事や起業に挑戦したい人、文化や生活習慣の違いに柔軟に対応できる人に向いています。

また、英語やクメール語に抵抗がなく、長期滞在を前提に生活基盤を整えられる人も、現地で快適に生活しやすいでしょう。治安や医療などの課題を理解し、事前に準備できる人に特におすすめです。

カンボジアに移住している日本人はどのくらいいる?

外務省の海外在留邦人数調査統計によると、2024年10月時点でカンボジアに住む日本人は3,012人です。在留届を提出していない人もいるため、実際の人数はこれより多いと考えられます。

また、近年は日本とカンボジアを結ぶ直行便の開通など交通の利便性が向上しており、今後もカンボジアへの移住者は増加すると予想されます。

参考:外務省「海外在留邦人数調査統計」

カンボジア進出支援ならリアグローバル

カンボジア オフィス

近年、人件費の安さや高い経済成長率からカンボジアに進出する日本企業が増えています。一方で、他の東南アジアの国々と比べると進出している日系企業はまだ少ないため、市場調査や会社設立のための情報収集に苦戦してしまう企業も少なくありません。

カンボジア進出を検討している企業は、カンボジア進出支援の「リアグローバル」がおすすめです。リアグローバルの強みを3つ紹介します。

現地との強力なネットワーク

リアグローバルは、カンボジア現地に拠点を置き、日本企業の法人設立や事業進出サポートをする会社です。

官公庁・現地企業・弁護士・会計士など現地での強力なネットワークを活かした、カンボジア進出支援を行っています。カンボジアの制度は変化が早く、個人で調べても正確性に不安があります。リアグローバルは現地政府機関や専門家との直のつながりを活かして、常に最新情報を元に最短ルートで法人設立を支援できます。

人材紹介・現地採用支援もワンストップで対応

リアグローバルでは、市場調査や会社設立手続きといった進出するまでの支援にとどまらず、進出後の支援も提供しています。

例えば、ボトルネックになりやすい人材確保のための採用活動代行や月次会計・税務申告等の経理まわりのサポートまでワンストップで対応します。

スモールスタートではじめたい企業向けにシェアオフィスを提供していたりと、ニーズに合わせた幅広い進出支援が魅力です。

現地スタッフ+日本人窓口による安心できる体制

日本人スタッフ対応で、日本語でコミュニケーションが取れる点もリアグローバルの魅力です。現地だけ、日本だけ、の片手落ちではなく、両国間にまたがるリアルなサポート体制が整っています。

カンボジア進出を検討している企業はもちろん、どの国に進出するか決めきれていない場合も、まずはお気軽に無料相談にお申し込みください。過去の事例や最新の動向を元にニーズに沿った支援プランをご提案させていただきます。

カンボジア進出の成功事例や会社設立についてはこちらの記事を参考にしてください。

カンボジア進出のメリット・デメリットは?日系企業一覧や進出成功事例を紹介!

まとめ

今回は、カンボジア移住のメリット・デメリットや、長期滞在に必要なビザの種類と条件について紹介しました。

カンボジアへの移住は、ビザ取得のしやすさや物価・気候の面での生活しやすさが魅力です。さらに、日本とカンボジアを結ぶ直行便の開通により、移住者は今後ますます増えることが予想されます。

日本企業のカンボジア進出も活発化していますが、現地情報や法人設立の手続きに不安を感じる企業も少なくありません。

そうした場合は、現地に精通した専門家へ相談するのが最も確実です。特にビジネス領域では、カンボジア特有の商習慣や行政手続きへの対応が求められるため、進出支援会社のサポートを活用することをおすすめします。

カンボジア進出支援を行う「リアグローバル」では、無料相談を承っております。「まずは何から始めれば良いのか知りたい」「進出すべきかどうか迷っている」といった初期段階のご相談にも丁寧に対応いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。