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カンボジアの銀行口座開設は非居住者でも可能?おすすめ銀行6選や手順も解説!

2025年12月30日

ATM

カンボジアは経済成長が続き、外資受け入れにも積極的な国です。そのため、海外資産の分散やビジネス拠点として注目され、銀行口座を開設する日本人も増えています。特にカンボジアは米ドルが広く流通しており、海外資産をドルで保有したい人にとって魅力的な選択肢です。

本記事では、カンボジアでの銀行口座開設のメリット・デメリットやおすすめ銀行ランキングについて紹介します。また、口座開設の手順も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

カンボジアの銀行口座は非居住者でも開設できる?

カンボジアでは、観光ビザや短期滞在者を含む「非居住者」でも銀行口座の開設が可能です。多くの国では住所証明や長期ビザ、現地在住であることを求められるケースが一般的ですが、カンボジアではパスポートなど最低限の必要書類のみで口座開設できる銀行が数多くあります。

そのため、カンボジアの銀行口座は海外口座として利用しやすく、資産の分散や投資の第一歩として、多くの人に注目されています。

カンボジアの銀行口座開設のメリット

カンボジアの銀行口座開設のメリットは非居住者でも口座を開設できる点だけではありません。カンボジアでの銀行口座開設が選ばれる理由やメリットを3つ紹介します。

USD(米ドル)で預金できる

カンボジアでは米ドルが経済全体に広く浸透しており、日常の買い物からビジネス決済まで米ドルが使われています。銀行口座も米ドル対応が一般的で、口座開設後すぐにドル建てで資産を保有できます。

日本国内では円とドルを両替するたびに為替コストがかかりますが、カンボジアでは一度ドル化すれば、その後は余計なコストを抑えて外貨資産を保有できるのが大きなメリットです。

海外資産の分散や、将来的なドル建て投資のための拠点としても活用できます。

高金利の定期預金を利用できる

カンボジアの銀行は、定期預金の金利が非常に高いことで知られています。銀行によっては米ドル建ての定期預金でも年5%台の高金利を提供しており、低金利の日本では得られない運用メリットがあります。

外貨で安定した利息を受け取りたい人にとって魅力的であり、短期〜長期のプランも選べるため、目的に合わせた資産運用が可能です。

口座開設のハードルが比較的低い

カンボジアの主要銀行は外国人の受け入れ実績が豊富で、非居住者でも開設しやすい点が特徴です。必要書類はパスポートと収入を証明する書類が中心で、他国のように膨大な資料や現地住所を求められることも少ない傾向があります。

また、手続きもシンプルで、銀行によっては郵送で手続きを完結できます。海外口座の選択肢として、開設の難易度の低い国といえるので、初めて海外で口座を作る人にもおすすめです。

カンボジアの銀行口座開設のデメリット

一方で、カンボジアの銀行口座には注意すべきデメリットも存在します。特に、資産の分散や運用のために銀行口座開設を検討している人は、リスクも考慮しておく必要があります。

カンボジアの銀行口座開設の具体的なデメリットについて3つ紹介します。

ペイオフ(預金保証)制度の対象外

カンボジアには、日本の預金保護制度(ペイオフ)のように、国が一定額まで預金を保証する仕組みはありません。そのため、万が一銀行が破綻した場合、預金が全額戻らないリスクがあります。

もっとも、これはカンボジアに限った話ではなく、海外では預金保証制度が存在しない、あるいは制度があっても実務上の利用が容易でない国も少なくありません。実際に海外で預金保証を請求する場合、現地語での手続きや長期間の対応が必要になるケースもあります。

そのため、海外で資産を保有する際には、制度に過度に依存するのではなく、資産の置き方そのものを工夫するという視点が重要になります。

カンボジアで米ドル資産を保有する場合も、資産をカンボジアに集中させて「唯一の置き場」とするのではなく、複数の国・複数の口座に分散して管理するという考え方が有効です。

カンボジアは送金や外貨移動に関する規制が比較的緩やかで、必要に応じて資金を海外へ移動しやすい環境にあります。万が一の局面においても、「資産を動かせる」という点は、大きなメリットのひとつと言えるでしょう。

一定期間取引がないと口座凍結のリスクがある

カンボジアの銀行口座では、一定期間入出金や取引がない場合、口座が凍結される可能性があります。非居住者の場合、現地での取引が少なくなることも多いため注意が必要です。

銀行によっても異なりますが、1年以上取引がない場合に口座の凍結または、10ドル前後の罰金が課されることが多いです。

口座が凍結されると、解除するために追加の書類提出や支店での手続きが必要になり、手間や時間がかかります。定期的に少額の入出金やオンラインでの利用を行い、口座をアクティブに保つようにしましょう。

英語(またはクメール語)での書類・会話が基本

カンボジアの銀行手続きは、基本的に英語またはクメール語で行われます。スタッフによって英語レベルに差があり、説明が不十分で誤解が生じる可能性もあります。

日本語対応している銀行は少なく、書類も基本的に英語になります。そのため、英語に不安のある人は、日本語サポートのある銀行やジャパンデスクのある支店を選ぶとスムーズです。

また、手続きが不安な場合は、銀行口座開設手続きを代行してくれるサービスを利用するのもおすすめです。渡航不要で銀行口座を開設できるサービスもあるので、日本にいながら海外口座を開設したい人は利用を検討してみてください。

詳しいサービス内容はこちらを参考にしてください。

LIA GLOBAL公式サイト

カンボジアのおすすめ銀行ランキング

銀行窓口

カンボジアには多くの銀行がありますが、外国人が口座を開設しやすく、利便性や信頼性が高い銀行をランキング形式で紹介します。

ここで紹介する6つの銀行は、日本人に人気が高く、非居住者でも口座開設を検討できるケースが多い銀行です。それぞれ特徴が異なるため、自分に合った銀行を選ぶ際の参考にしてください。

アクレダ銀行

アクレダ銀行はカンボジアを代表する最大手商業銀行の一つです。1993年に非政府組織(NGO)として創設され、2000年に専門銀行、2003年に商業銀行として成長しました。2020年5月25日にはカンボジア証券取引所(CSX)への上場を果たし、商業銀行として国内で初めて株式公開した銀行でもあります。また、日本の大手金融機関がアクレダ銀行の株主となっている点でもひとつの安心材料となっています。(三井住友銀行:18.07%、オリックス:12.13%、 2社合計で約30%保有、2020年12月時点)

店舗数はカンボジア252拠点、 ラオス41拠点、ミャンマー6拠点と海外にも進出しています。ただし、アクレダ銀行内部にはジャパンデスクはありません。

定期預金の元本の最低金額はKHR2,000,000もしくはUSD500で、定期預金金利は2.30~6.25%です。

※最新情報は公式ホームページを確認してください。

ABA銀行

ABA銀行はカナダで6番目に大きな銀行といわれるNational Bank of Canada(カナダ国立銀行)の子会社で、現在アクレダ銀行と1、2位を争うカンボジア国内大手の銀行です。プノンペン中心地のATM数と支店数は国内No.1と言われています。

ABA銀行の人気の理由はモバイルアプリの使いやすさや、ABApayというキャッシュレス決済サービスを導入している店舗の多さです。カンボジアではABA銀行を利用していないビジネスマンを探すのは困難でしょう。ABA銀行は本店内に日本人スタッフが常駐しており、日本人向けサポートも利用可能です。

定期預金の元本の最低金額はKHR400,000もしくはUSD100で、定期預金金利は2.25~6.00%です。

※最新情報は公式ホームページを確認してください。

カナディア銀行

カナディア銀行は1991年にカンボジア系カナダ人とカンボジア中央銀行との共同出資で設立され、1998年の民営化以来、預金だけでなくローンでも圧倒的な市場シェアを獲得してきたカンボジアを代表する大手商業銀行です。また、プノンペンの中心地にバタナックタワーと並んで建つカナディアタワーはカナディアバンクの成功と成長を表すシンボルとなっています。

カナディア銀行は、ジャパンデスクもあり、本店タワー内に日本人スタッフが1人常駐しています。カンボジア国内大手銀行の中では現地口座開設のハードルが比較的低いとされる銀行です。リエル(KHR)、米ドル(USD)、タイバーツ(THB)、人民元(RMB)での預金が可能です。

定期預金の元本の最低金額はKHR2,000,000もしくはUSD500で、定期預金金利は1.50~6.50%です。

※最新情報は公式ホームページを確認してください。

プノンペン商業銀行

プノンペン商業銀行は2008年に認可を受けた韓国系の銀行です。元々は、2008年に、日本のSBIホールディングスと韓国のHyundai Swiss Financial Groupの合弁で設立された銀行で、2016年に株式をすべて現在の株主に売却しています。クメール語、英語の24時間年中無休のサービスセンターの設置や、韓国、日本、中国の専用デスクを設けるなどカスタマーサポートに力を入れているのが特徴です。

ジャパンデスクがあることもあり、アクレダ銀行、ABA BANKに次いで日本人の口座保有者が多いと言われます。

定期預金の元本の最低金額はKHR2,000,000もしくはUSD500で、定期預金金利は2.00~5.60%です。

※最新情報は公式ホームページを確認してください。

サタパナ銀行

サタパナ銀行は2016年4月に、日本でパチンコホールの運営で有名なマルハン社が運営するマルハンジャパン銀行とカンボジアのサタパナ社が2016年4月に合併して営業を開始した銀行です。現在サタパナ銀行はカンボジアの上位大手商業銀行として全国に170支店以上を保有しています。

サタパナ銀行は日本資本系の銀行であるため、ジャパンデスクがあり、ATMやWebサイトが日本語に対応しています。カンボジアでは口座開設時の必要書類が多い銀行になりますが、定期預金の利率が高く2年までの定期預金に対応しています。

定期預金の元本の最低金額はKHR200,000もしくはUSD50で、定期預金金利は2.75~5.75%です。

※最新情報は公式ホームページを確認してください。

SBIリーホー銀行

SBIリーホー銀行は、2012年にマイクロファイナンス機関として創設され、2020年に日本の金融グループであるSBI Holdingsが主要株主として資本参加し、商業銀行ライセンスを取得した銀行です。2025年にはSBI Holdingsによって全株式が取得され、SBI Holdingsグループの完全子会社となりました。

若い銀行ではありますが、現在では全国25州・都市に約51支店と50以上のATM/CRMネットワークを展開しており、モバイルバンキングや国際送金サービスの強化を進めています。SBIグループの金融技術を活かしたデジタルサービスが特徴で、複数通貨対応やモバイルアプリでの口座開設・管理も可能です。

また、米ドル定期預金の金利は約5%と高く設定されており、外貨資産を効率的に運用したい利用者にとっても魅力的な選択肢となっています。

※最新情報は公式ホームページを確認してください。

カンボジア銀行口座開設の手順

銀行口座開設の手順は各銀行によって異なります。郵送で手続きが完了するケースもありますが、今回は一般的な銀行口座開設の手順について解説します。

初めての方でも迷わないよう、必要最低限のステップに整理していますので、ぜひ参考にしてください。

1. 銀行を選ぶ

ご紹介したようにカンボジアには多くの銀行があるので、自分に合った銀行を選びましょう。資産運用なら高金利の銀行、使いやすさ重視ならアプリ有無やATMの多い銀行など用途で選ぶのがおすすめです。

また、リスクを回避するためにも、信頼性や経営基盤の安定性についても考慮して検討しましょう。

2. 必要書類を準備する

どの銀行であっても共通してパスポートが必要になります。パスポートの必要残存期間やその他の必要書類は銀行によって異なるので、各銀行の公式ホームページを確認してください。

一般的には、収入を証明するための書類として、雇用証明書や事業証明書が求められたり、外国公証書が必要になることがあります。必要に応じて事前に準備しておきましょう。

3. 支店へ行く

すべての書類を揃えたら、実際に支店へ足を運び、窓口で口座開設を依頼します。外国人対応に慣れた支店や都市部の支店を選ぶと安心です。英語が苦手な場合は、ジャパンデスクの有無を確認しておくと手続きをスムーズに進められます。

また、混雑する時間帯を避けることで、手続きがよりスムーズに進み、長時間待つことなく口座開設を完了させることができます。

4. 申込書を記入して初回入金

支店で申込書に必要事項を記入し、銀行が指定する最低開設入金額を預けます。米ドル(USD)またはリエル(KHR)での入金となるので準備しておきましょう。

現地での手続きであれば最短即日で口座開設が完了しますが、郵送手続きの場合は1ヶ月前後かかるのが一般的です。

5. キャッシュカードと通帳の受け取り

初回入金が完了すると口座が正式に開設され、キャッシュカードや通帳の発行手続きに進むことができます。

手続きが完了したら、キャッシュカードと通帳を受け取り、モバイルバンキングの登録を済ませましょう。モバイルバンキングを利用することで、アプリ経由で簡単に残高確認・送金・支払いなどが行えるようになります。

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カンボジア進出を検討している企業はもちろん、どの国に進出するか決めきれていない場合も、まずはお気軽に無料相談にお申し込みください。過去の事例や最新の動向を元にニーズに沿った支援プランをご提案させていただきます。

カンボジア進出の成功事例や会社設立についてはこちらの記事を参考にしてください。

カンボジア進出のメリット・デメリットは?日系企業一覧や進出成功事例を紹介!

まとめ

今回は、カンボジアでの銀行口座開設のメリット・デメリットやおすすめ銀行ランキングについて紹介しました。

カンボジアは米ドル預金や高金利の定期預金が魅力ですが、預金保護制度の弱さや口座凍結のリスクなども理解した上で判断することが大切です。

また、カンボジア進出や口座開設でお悩みの方は、ぜひ「リアグローバル」にご相談ください。渡航前の準備から現地での銀行選びまで、実務に役立つ情報をまとめて提供しています。