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カンボジアで有名な食べ物は?美味しいクメール料理ランキングを現地人が解説!
2025年10月1日

近年、旅行や日系企業の海外進出先として人気が高まっているカンボジア。どのような食べ物や料理が人気なのか気になりますよね。日本食とは違う独特さや東南アジア諸国ならではの食文化もあります。
今回は、有名なカンボジア料理(クメール料理)やカンボジアのレストランで注意すべきポイントを現地人が紹介します。ぜひ参考にして、カンボジアならではの食文化に触れてください。
カンボジア料理(クメール料理)の特徴とは?
カンボジア料理(クメール料理)は、香辛料を使っているものの、辛さは控えめで甘酸っぱい味わいが特徴です。カンボジア人の主食は米で、特にジャスミンライスと呼ばれる香り米が広く食べられています。また、ほとんどのカンボジア料理はお米と一緒に食べるのが前提に作られています。
ベトナム料理やタイ料理と比べて辛さは控えめなので、日本人でも食べやすいと感じることが多いでしょう。アジア料理はパクチーが大量に入っているイメージがありますが、カンボジア料理は薬味や飾りとして少量程度です。
カンボジア料理は比較的ヘルシーなので、健康志向の人からも近年注目されています。
人気のカンボジア料理ランキング
現地で人気のカンボジア料理ランキングとして、伝統的な料理を5つ紹介します。比較的日本人でも食べやすいカンボジア料理を厳選しました。
ぜひカンボジアに行った際には、カンボジアの食文化を体験してみてください。
アモック(Amok)

アモックは、「カンボジアの国民食」とも言われるほど代表的なカンボジア料理です。主に白身魚をココナッツミルクで煮込んで、香辛料で味付けしたカレーのような料理です。
スパイスで味付けされているものの辛くはなく、マイルドな味わいなのでスパイスカレーに抵抗がある人でも食べられます。カンボジアのレストランではバナナの葉がお皿になるため、現地の食生活まで体験できるのがアモックの魅力の1つです。
クイティウ(Kuy teav)

クイティウは、カンボジアで代表的な米麺のスープヌードルです。豚骨や牛骨、鶏ガラベースなどのあっさり系スープに、豊富なトッピングが特徴です。シンプルな味わいで、ベトナム料理のフォーに似ています。
具材は豚肉・牛肉・鶏肉・エビなどを自分の好みで選べて、テーブルに並んだ調味料で味も調整できます。主に朝食や間食として食べられ、屋台でも気軽に購入できる人気料理です。
プリアサイッコー(Pleah sach ko)
プリアサイッコーは、ライムでマリネした薄切りの牛肉とハーブを合わせたカンボジアのサラダ料理です。プリア(Pleah)はマリネする、サイッコー(sach ko)は牛肉という意味です。
さっぱりとした味わいで、ライムの酸味が牛肉の旨味を引き立てます。ヘルシーで爽やかなプリアサイッコーは、前菜として親しまれ、日本人の口にも合う人気料理です。
ノンパン(Nom pang)
ノンパンは、フランス統治時代の影響を受けたバゲットサンドイッチです。カリッとしたフランスパンのようなバゲットに、ポークやパテ、卵、野菜などを挟みます。
チリソースやマヨネーズ、魚醤ベースのソースで味付けされており、甘じょっぱさとスパイシーさのバランスが絶妙です。屋台で買えるストリートフードとして親しまれており、近年ではノンパン店が海外進出するほど人気です。パクチーが苦手な人は、パクチー抜きでオーダーしましょう。
ルパウ・ソンクチャー(Rapao songkcha)
ルパウ・ソンクチャーは、カンボジア風のかぼちゃプリンです。かぼちゃのタネとわたを取って、中にプリンを流し込んで固めて作ります。
日本で食べられるかぼちゃプリンとの違いは、プリンの材料がカスタードではなく、アヒルの卵やココナッツミルクである点です。風味が豊かで南国らしい甘さを感じられます。
カンボジアのレストランやカフェ、屋台などで幅広く提供されています。カンボジアで大人気のデザートなので、ぜひ食べてみてください。
有名なカンボジア料理の一覧
今回紹介した5つの料理以外にも、美味しいカンボジア料理はたくさんあります。有名なカンボジア料理をいくつか紹介します。レストランでみかけたら、ぜひ挑戦してみてください。
| 料理名 | 内容 |
| バイサイチュルーク(Bai Sach Chrouk) | 豚の焼き肉をご飯にのせたシンプルな朝食メニュー。 |
| チャークダウ(Cha Kdao) | 牛肉や鶏肉をレモングラスやハーブと炒めた料理。 |
| ロックラック(Lok Lak) | 牛肉のサイコロステーキをライムペッパーソースで食べる料理。 |
| バイチャー(Bai Cha) | カンボジア風のチャーハン。 |
| サムロームチュー(Samlor Machu) | トマト・タマリンド・パイナップルなどが入ったスープ。 |
| ノムバンチョック(Nom Banh Chok) | 魚のカレーソースをかけて食べる朝食定番の麺料理。 |
| チャー・トロップ(Cha Trop) | 揚げなすのひき肉炒め。 |
| アンコールビール(Angkor Beer) | カンボジアを代表する地ビール。 |
日本人がカンボジアのレストランで注意したいポイント
カンボジアに行ったら現地の食事や食文化を体験してみるのがおすすめです。ただし、日本と異なる食事マナーや衛生環境には注意が必要です。
衛生レベルの高い日本と同じように海外で過ごすと、体調を崩してしまう可能性があります。
カンボジア現地での食事で最低限押さえておくべきポイントを2つ紹介するので、参考にしてください。
水や氷を避ける
カンボジアでは水道水の衛生基準が日本と大きく異なるので、飲み水や氷など熱していないものは注意が必要です。レストランや屋台などで提供される水や氷は、ろ過されていない可能性があり、腹痛や下痢の原因になります。
現地の人が飲んでいたり、見た目が綺麗に見えても、日本人に合わないケースがあるので注意しましょう。安心して食事を楽しむためには、ペットボトルに入ったミネラルウォーターがおすすめです。氷入りのドリンクやスムージーにも気をつけましょう。
生ものや火の通っていないものを避ける
カンボジアでは、生野菜や生肉・生魚を使用した料理に注意が必要です。日本と同等レベルの衛生管理をされているお店ばかりではないので、調理器具や水が綺麗ではないケースもあります。
日本では当たり前のように食べられるサラダや刺身も、カンボジアでは避けた方が無難です。カンボジアならではの料理を楽しみたいなら、加熱されたスープや蒸し料理、炒め物がおすすめです。また、果物などは自分で皮をむいて食べられるものを選び、食べる前に綺麗かを確認しましょう。
よくある質問
カンボジアで日本食は食べられる?
カンボジアで日本食は食べられます。特にカンボジアの首都プノンペンは、日本食の激戦区で日本食レストランも多いです。
カンボジアの日本食レストランは、日本企業の駐在員や現地の富裕層で賑わっています。有名な飲食チェーンでは、丸亀製麺や牛角などがカンボジアに進出しています。
カンボジアでは虫を食べるってホント?
カンボジアでは、コオロギ・バッタ・幼虫などを食べます。ただし、すべてのカンボジア人が食べるわけではなく、食べられないカンボジア人も多いです。勇気がある人は食べてみると現地の人と仲良くなれるかもしれません。
主に屋台で売られており、虫は栄養価が高い食べ物として知られています。
カンボジアで一番美味しい食べ物は何ですか?
クイティウやプリアサイッコーは癖のない味なので、日本人好みのカンボジア料理と言われることが多いです。トッピングなどで、自分好みに変えられるため、カンボジア料理が初めての人でも安心でしょう。
特に、アモックはカンボジアを代表とする料理なので、ぜひ一度はチャレンジしてみてください。
カンボジア進出支援ならリアグローバル

カンボジアの料理を知ると、この国の豊かさや人々の暮らしが見えてきます。首都プノンペンを中心に日本食レストランも増えており、駐在員や現地で働く外国人にとっても暮らしやすい環境が整いつつあります。
同時に、カンボジアは高い経済成長率を誇り、製造業やサービス業を中心に新たなビジネスチャンスが広がっています。しかし、法制度や商習慣の違いから、企業が独力で進出準備を進めるのは大きな負担となりがちです。
そこで、カンボジア進出を検討している企業に頼りになるのが、カンボジア進出支援の「リアグローバル」です。リアグローバルの強みを3つ紹介します。
現地との強力なネットワーク
リアグローバルは、カンボジア現地に拠点を置き、日本企業の法人設立や事業進出サポートをする会社です。
官公庁・現地企業・弁護士・会計士など現地での強力なネットワークを活かした、カンボジア進出支援を行っています。カンボジアの制度は変化が早く、個人で調べても正確性に不安があります。リアグローバルは現地政府機関や専門家との直のつながりを活かして、常に最新情報を元に最短ルートで法人設立を支援できます。
人材紹介・現地採用支援もワンストップで対応
リアグローバルでは、市場調査や会社設立手続きといった進出するまでの支援にとどまらず、進出後の支援も提供しています。
例えば、ボトルネックになりやすい人材確保のための採用活動代行や月次会計・税務申告等の経理まわりのサポートまでワンストップで対応します。
スモールスタートではじめたい企業向けにシェアオフィスを提供していたりと、ニーズに合わせた幅広い進出支援が魅力です。
現地スタッフ+日本人窓口による安心できる体制
日本人スタッフ対応で、日本語でコミュニケーションが取れる点もリアグローバルの魅力です。現地だけ、日本だけ、の片手落ちではなく、両国間にまたがるリアルなサポート体制が整っています。
英語や現地語が話せる場合でも、現地の文化や風習を深く理解できていないと、ニュアンスが伝わりきらないことがあります。リアグローバルは、「通訳ではなく、間に立って意図を調整してくれる存在」として、日本企業の海外進出を支援します。
カンボジア進出を検討している企業はもちろん、どの国に進出するか決めきれていない場合も、まずはお気軽に無料相談にお申し込みください。過去の事例や最新の動向を元にニーズに沿った支援プランをご提案させていただきます。
カンボジア進出の成功事例や会社設立についてはこちらの記事を参考にしてください。
カンボジア進出のメリット・デメリットは?日系企業一覧や進出成功事例を紹介!
まとめ
今回は、有名なカンボジア料理やカンボジアのレストランで注意すべきポイントを詳しく解説しました。ハーブやスパイスなどの香辛料を使ったカンボジア料理は、健康的で味も優しいので人気を集めています。
レストランや家庭の食卓だけでなく、屋台で気軽に購入できるのも日本との違いでしょう。食材そのものの良さを活かした料理がたくさんあるので、ぜひ試してみてください。
カンボジアで料理を楽しむ際は、現地の食事マナーや日本との違いを理解することが重要です。カンボジアでは日本料理も人気なので、駐在員の方も安心できます。
さらに詳しい現地情報を知りたい方や、カンボジア進出を具体的に検討している方は、リアグローバルの無料相談をご活用ください。「何から始めればいいのか分からない」「そもそも進出すべきか迷っている」といったご相談にも、可能な限り対応させていただきます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

